理学療法士と看護師のダブルライセンス

 理学療法士として働いていた男。看護師のshinさんです。長く医療現場で働いていると医療チームでの連携は本当に大切です。しかしながら、在宅分野(訪問看護)となると時代の変化に影響される面も多々あります。そこで今回は訪問看護ステーションを運営しながら43歳でもチャレンジすれば看護師になれるという点について実体験を少しづつシリーズでお話できればと思います。

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目次

なんで看護師を目指したの?

訪問看護ステーションにおける理学療法士の立場の変化

 21歳で理学療法士の資格を取得し約20年以上の月日が流れた今日。初めて臨床の現場に立ったときのことは今でも覚えています。これからの仕事に対して希望と緊張が重なり、異常なほど汗をかいてフラフラしてました。今では養成校の数が増え、毎年沢山の理学療法士が誕生しています。とても、嬉しいことなのですが時代の流れはそうとも言えないようで、訪問看護ステーションの訪問リハビリ化問題が指摘されています。訪問看護ステーションを始めるには一定の看護師の人員要件を満たすこととなっているのですが本来の機能を持たずに一人歩きしている現状が目立ってきたのです。その結果、看護師の指示の元に理学療法士はサービスを提供する位置づけとなったのです(ザッックリ説明しています)。

理想の法人運営を目指すため

 今後の国の方向性としては訪問看護ステーションの大規模化に向けた法律の整備に取り掛かっていくと考えています。

  • 運営の中心となる人材は看護師
  • リハビリスタッフ、介護スタッフ、ケアマネスタッフ、訪問診療医そして家族との連携が重要
  • ICTを活用した在宅診療支援

 一つの事業所だけで担いきれない地域医療を横の繋がりで包括的に支えていく医療が加速し、事業所の強みを重ね合わせて地域を支えていく医療がどんどん増えてくるのだろうなぁ〜と。その時代の流れに取り残されないよう生まれ育った八女の地に少しでも恩返しができるような法人運営をする必要があると考えるようになったのです。

学ぶ(真似ぶ)ことが好きだから

 理学療法士として学んだ知識、技術、経験は本当に素晴らしいものばかりです。今だに多くのことを学び続けているのですが、さらなる高みを目指していきたいと思うようになりました。

  • 看護の分野を学ぶことで知識、看護技術、経験を積み上げることが必要
  • 理学療法士と看護師を統合したミックスケアの強い事業所
  • 地域医療サービスにとって必要とされる人(組織)

 在宅療養の視点において強みのある訪問看護ステーションを作り上げるためにスタッフ一人一人が、リハビリの分野も看護の分野も対応できるスキルがあれば良いと思います。もちろん、業務独占の部分においては法律を守る必要がありますが、リハビリを行うにあたっては理学療法士のみに限定される行為はありません。リハビリの世界も奥深く、専門職として技術においては職人レベル(個人によって差が大きい)とも思います。その点で看護とリハビリの技術向上を常に探求することができる組織ができれば、お互いが切磋琢磨できる学びながら成長できる運営ができると考えるようになりました。

看護師になる道のり

准看護学校へ通う

 准看護師になるには都道府県の試験を合格する必要があります。要するに養成校に受験する必要があるわけです。41歳にして学生になるとは本当に人生何があるかわかりません。早速、仕事と両立しながら通える学校を探し、願書を作成。簡単な試験(国語、数学、小論文)と面接にて無事に学生生活が始まりました。入学試験のレベルとしては過去問題を参考にすることで誰でも合格できると思います。難しく考えず、落ち着いて問題を解いていけば大丈夫です。

学生生活がスタート

 入学式も無事に終わり学生服を新調し、学生生活がスタートしました。自己紹介を終え、周りを見渡すと私よりも人生経験の長い方がちらほらと。さらに、クラスの3分の2以上が社会人経験者。多くの方がセカンドライフを考えて看護師の世界にチャレンジしている方ばかりでした。このことがクラス全員で卒業を目指すという目標ができ、一致団結して学びを進めていくことができたと思います。何かを始めるときには勇気(覚悟)が必要です。一歩飛び出すとそこには同じ志の仲間が沢山いることに気づかされます。もし、今の生活に何か不満を感じることがあるならば、よくよく自分の気持ちと向き合い新しいことにチャレンジするのも人生の楽しみ方だと思います。

定期テストの緊張感

 学校に通うとなると訪れるのが定期テストです。授業の振り返りとして専門分のテストを受けることとなります。ここでポイントとなるのが100点満点の60点以上が合格となる。もし、不合格となると、再試が待っているです(3,000円の追試験)。これは本当に痛い出費になります。何がなんでも合格点を取れるようにクラス全員で協力してテスト対策を考えるのです。このような生活を2年間繰り返し専門分野の知識を高めていきます。

医療現場での経験(臨地実習)

 看護師の世界だけでなく理学療法士の分野でも大切となるのが実習です。実習を通して座学から現場への「生きた知識」に学びを深めることができます。多くの学生は緊張している方が多い雰囲気でしたが、私は逆でとてもワクワクしていました。これから見て、触れて、学ぶ(真似ぶ)ことができる。自分自身のスキルを高めることができる。この点に関してです。2年間の内に約半年間の実習がカリキュラムに組み込まれています。不安なことがあっても指導者、教員、生徒同士が支え合うことで誰一人として諦める人はいませんでした。本当にみんなでよく乗り越えました。

まとめ

 私は何事にも自主性とリスク管理が大切だと考えています。リスクを想定して物事を考えると色々な気づき(知識不足)を知ることができます。曖昧な知識や技術で仕事をすることは目の前にいる人に対してとても危険なことにつながり、命に直結することもあるためリスク管理は必須です。新米看護師の道を歩み始めた身として多くのことをこれからも学び続けていきたいと思います。地域のために自分自身が役に立てること!「やれることから、やろうか。」

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