ぱ〜そなるケアでは、訪問看護介護事業に従事する職員の資質向上とキャリアアップを積極的に支援しています。以下のような多様な研修プログラムを通じて、職員一人ひとりの成長をサポートしています。地域に必要とされる人材となれるよう、専門性を活かした活動を行っています。
活動情報
| 開催時期 | 2025.6.16 |
| 活動内容 | 在宅における感染症予防、食中毒の予防と対策についての研修 |
| 場所 | ヘルパーステーションけあサポ 事務所内にて |
| 規模人数 | 11人 |
| 講師 | 中島知子(実務者研修修了) |
研修目的
感染症、食中毒対策として在宅における対応方法を理解する。
食中毒とは
食中毒は、細菌・ウイルス・寄生虫・自然毒などが混入した食品を摂取することで起こる感染症です。
家庭内では、特に調理や保存の不備が原因になることが多くあります。
在宅での食中毒予防の基本原則「3原則」
① つけない(清潔)
・手洗いの徹底
調理前、加熱前、盛り付け前、生肉や卵を触った後は石けんでしっかり洗う。
・調理器具の洗浄・消毒
包丁・まな板は「生もの」と「加熱済み食品」で使い分ける。使い終わったら洗剤で洗い、熱湯やアルコールで消毒。
・清潔な環境維持
台所や冷蔵庫は定期的に掃除。
ふきんやスポンジは雑菌が繁殖しやすいため、漂白または熱湯消毒をする。
② 増やさない(低温保存)
・冷蔵(10℃以下)、冷凍(−15℃以下)で保存
調理後は速やかに冷蔵庫へ。
冷蔵庫の詰めすぎに注意(冷気が循環しにくくなる)。
・消費期限・賞味期限を確認
開封後はなるべく早く食べきる。
・作り置きは早めに食べる
保存する場合は清潔な容器に入れ、再加熱して食べる。
③ やっつける(加熱)
・中心部までしっかり加熱(75℃以上・1分以上が目安)
特に肉、魚は注意する。
・再加熱も十分に
電子レンジ使用時は、加熱ムラに注意し、全体を均一に温める。
もし食中毒が疑われる場合
嘔吐、下痢などの症状がでた場合は、早めに医療機関へ受診し、正しい診断と対処法を行う。
参加者の声
・「菌をつけない・増やさない・殺す」という三原則が、日常業務の中でどれほど重要であるかを改めて実感しました。今後は手洗いの徹底や調理器具の衛生管理を見直し、安全で安心な食の提供を心がけていきたいと思います。
・高齢者は免疫力の低下や持病の影響で食中毒が重症化しやすいことを学び、日々の支援の中でより一層の注意が必要だと感じました。冷蔵庫の詰め込みすぎや再冷凍など、身近な行動にもリスクがあることを知り、日常生活の中でできる予防対策を丁寧に実践していきたいと思います。
・在宅支援においても、感染症や食中毒の予防意識を常に持つことの大切さを学びました。利用者様のご家庭での調理や保存方法など、衛生面に気を配るとともに、手洗いや声かけを通じて安全な食生活を支える支援を行っていきたいと思います。今回の研修を通じて、改めて自分の行動を見直す良い機会となりました。
・食材の管理方法や高齢者が特に注意すべき食物、症状が出た際の受診の判断基準など、より具体的な知識が必要だと感じました。今後は、嘔吐時の対応の仕方など対応できるようになりたいと思います。
最後に
今回の研修を通して、在宅における感染症予防と食中毒対策の重要性を改めて確認することができました。利用者さまの食の安全を支えるための「つけない・増やさない・やっつける」という基本原則を自ら実践するとともに、ご家庭での調理・保存環境への気配りや、適切な声かけを行います。これからも、今回得た知識を日常の訪問や在宅支援の場で生かし、職員一人ひとりが高い衛生意識を持って行動することで、利用者さまが安心して生活できる環境づくりに努めていきたいと思います。

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